宇治個別指導教室 | 日記 | 子どもに本を読ませるためには

ときどき、お子様に本を読ませるにはどうすればいいのか、
と言うお悩み相談を受けます。

そんなとき私は、「家族で本を読む時間を作ってはどうでしょうか」
というご提案をしています。
テレビも消す。携帯も触らない。
家の中は自然音だけで、家族みんなで本を読む。
あるいはお母さんは他の作業でも構いません。
10分ほどでも結構です。
日常から離れて、何かに集中する時間を取る。
このことが大事なのではないかと思います。
毎日が無理なら週に１回からでも大丈夫です。

子どもたちは好きなことには集中します。
面白い本に出会えば、続きが気になって、
とても10分では、週１では足りないでしょうし
どんどん自分で時間を作って読んでいくでしょう。

最近、教科書が読めない子も増えているようです。
私も日々子どもたちと接していて感じます。
日本語ですので文字は読めるのですが意味がわかっていないのです。
教科書が全て日本語で書かれている以上、
国語だけではなく、どの科目でも「文字を正確に理解する力」は重要です。
こんな重要なことなのに、短時間ではなかなか身につかないんですよね。

家族で本を読むことで、そのための国語力だけではなく
本の内容を話すなど会話としての国語力も高まっていくとうれしいです。

もちろん、当教室の自習席を読書席として利用してもらっても構いません！