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覚える勉強と考える勉強 (2021.10.15)

北宇治中学校では中間テストも終わり、結果を振り返りながら日々考えているところです。

今年度から教科書も変わり、テストの形式も少し変わったように感じます。
それは「記述式の問題」が増えたことです。
社会は覚えたらいい科目ではなくなりつつありますし、
数学は文章題の配点が増えてきています。

親世代ですと、中学校レベルであれば極端な話ある程度「覚える」ことができれば点数が取れていました。
いや、親世代だけではなく、数年前まではそうだったので、
お兄さんやお姉さんはそうだったかもしれません。
これは時代に応じて学習の力点が変わるということと関連しています。

最近読んだ話によると、明治になって学校ができた当初は、勉強と時間はそこまで強く意識されていなかったそうです。
つまり、「何分でこの問題を解きなさい」「試験時間内に解きなさい」ということは求められていなかったそうです。
それは大人の社会でも同じで仕事をいつまでに終えるか、ということが今ほど重視されていなかったから、ということでした。

では、これからの時代要求される力はどのようなことなのでしょうか。
それは「考える力」です。
AIによって出されたデータなどを見て、状況を読み取り、どのような行動が必要か考える、そんな力が必要なのでしょう。
だから社会でも用語の暗記だけでは高得点は難しく、資料を見て考え読み取り説明する問題や、数学では文章から状況を把握し、式を作り答える問題が増えてきているのだと思います。

これらを解けるようにするためには普段からいろいろと「考える」訓練をしておくことが重要です。
日常生活の中でも疑問を持ったり、社会問題に興味を持つ必要もあるでしょう。
自分から疑問点を持てない子は周りの大人から投げかけたり、考えさせるような接し方も必要かもしれません。
そして正解が出せなくても、考えて自分の答えを出すこと、が大切です。
学校での勉強は答えがあることが多いですが、社会に出ると何が正解かわからないことだらけです。
それでも答えを出さないといけない。そしてその答えの根拠がどこにあるのか。それが説明できればよい。

ただこうした力は一朝一夕にはつきません。
だからこそ、小学校や就学前から日常生活の中からいろいろ気づき、考える習慣をつけておく必要があるように思います。
目先の定期テストのためには、学校の授業を良く聞き、ノートやメモを取り、ワークに出てくる文章問題を繰り返すことが必要です。
それでもできるようになるには時間がかかるでしょう。
時間がかかっても一生役立つ力にはなるので、ぜひ頑張ってほしいところです。

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